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大きくなったら絶対になりたいもの


 太郎達は4月に臨海学校へ行くので、海に関する勉強をしている。昨日、夕方迎えに行くと、開口一番
「大きくなったら絶対になりたいもの、決まったよ!」と目を輝かせる。今までにもなりたいものは日替わりでたくさんあったが、こんなに意気込んでいるのは初めて。こちらも一体なんだろうとわくわくして話を聞く。
 今日、クジラを取る船を攻撃する良い海賊のビデオを見たというのだ。そして、太郎はそのよい海賊になりたいというのだ。クジラが絶滅しないように守りたいというのだ。私はとても複雑な気持ちで「そう」と答えただけだった。
 家に戻り、私にとってはおぼろげだった捕鯨問題について少しネットで調べてから、太郎と話し合った。国や宗教、人種に、文化の違いによって、善悪は逆転することがあるということ。正義のためとはいえ、強硬な手段で盗難や死者も出していること。組織として活動する場合は自分だけの判断で最終的な行為を制限することはできないこと。そして、正義といえども、立場を変えればそうとも断言できない場合があるということ。7歳には難しいかもしれないが、何も言わないよりは良いのでそれらのことを説明すると太郎はわかったという風だった。
 その他にも太郎は「先生は自分のことよりも地球のことを考えなくちゃいけないと言ったよ」などと言う。いつも温和な先生の言い回しがどのようだったのかわからないが、太郎のその言葉に私はちょっとひっかかった。先生が言いたかったのは自己中心的に物を考えずに地球環境を壊さない努力を各個人がしなくてはならないということなのだと思う。私自身、エコなどともてはやされる20年以上前から、ささやかなエコロジストを自負する者だが、元来組織というのに馴染みにくい性格。だから太郎の担任の先生の意見には大賛成、教師がこのように生徒を教育するのは理想的だと思っていた。しかし、まだ年端も行かぬ生徒達に過激な映像を見せて、環境を守らなくてはいけない、勧善懲悪の一次元的な説明しかしなかったのにはがっかりした。特に年齢の低い子供を導く先生は、自分のポリシーがあっても、幅広いものの見方をするように子供を育てるべき立場にあると私は思うからだ。
 例えば中学生くらいともなれば、色々な立場の意見を提示して、子供達に討議させるなどというのも良いと思う。しかし、7・8歳の子供達に、説明不足で刺激の強い映像を見せれば、子供が出した結論は「地球を守るスーパーマン」であるのも当然だと思う。


2010年1月15日 金曜日 曇り 1度、最近で初めて氷点下でない日。

 太郎は昨日フランス語の宿題が終わらなかったので、体操の代わりにやる。
 私と次郎は、ピラティスと自彊術の抜粋。ニューヨーカーが教える簡単ピラティス―2005年4~6月 (NHKまる得マガジン)

 日本語学習。
 漢字ドリルの読みの語彙で次郎が作ったお話。
 あるところに女の子がいました。首に赤いマフラーをしていました。石を拾いながら夕陽を見るのが大好きでした。その日は千年でした。綺麗な宝石を持っています。赤鉛筆も持っています。横断歩道を渡るときちょうど青信号でした。もうすっかり夕方になっていました。うちに帰って紙が一枚落ちていたので磁石で冷蔵庫に貼りつけました。その晩、お赤飯を食べました。おわり。
 書き取りもしたいというので、「鏡餅」の聞き書き取り。

 太郎は漢字の読み。
 雪の一生 (科学のアルバム)書写1頁。

 毎週木曜の夜、7時以降にゴミを出すことになっている。ゴミ袋は村から無料で支給される。そのゴミ袋に入れて、近くの巨大ゴミ箱の中へ捨てに行く。昨夜、出し忘れて今朝ゴミ袋を見ると、少ししか入っていない。コンポストを買ったお陰で、一ヶ月くらいはゴミ袋が一杯になりそうにない。

 夕方帰宅。
 次郎はピアノ、「鉢かづき姫」を丸一冊音読。
 太郎はピアノ、学校の宿題、寝る前に雪の一生 (科学のアルバム)音読1頁。

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コメント

鍵コメさん、こんんちは♪

結局、この発言が起爆剤で、私自身も太郎も随分と思わず勉強させていただいたので、今ではありがたく思っているほどです。フランス人一般は日本人はクジラを採り続けるという悪行をなぜ続けるのか、という感情を持っている人がほとんどですから。それに対する弁明なり説明は一応自分の中で用意できました。
様々な角度から物事を見ない人ほど、断定的な物言いをしがちだと思います。子供にはそういう人間になって欲しくないと思って教育に努めていますが、どうなるでしょうねえ。

太郎と次郎がなりたいもの、覚えていてくださったのですね。そうですね、二人とも成長しましたね。

2010/01/19(火) 21:01:31 | URL | garapy #- [編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010/01/19(火) 12:20:29 | | # [編集]
もみじさん、こんにちは♪

こんなになりたいものって何だろうと一瞬期待が大きかっただけに、ショックも大きかったです。

なんちゃって無国籍レシピ、参考にしてくれてありがとう。

2010/01/16(土) 20:40:16 | URL | garapy #- [編集]
将来の夢を見させるほどに格好いい正義の味方だったんですねえ。子供に自由に夢を見させてあげたい気持ちはあるんですが、ある日、現実とのギャップに苦しむ時が来る・・・ということで、私もいちいちテレビCMに茶々を入れたりしています。「騙される大人にならないように」という親心のつもりなんですが。

ご飯メニューの紹介、ありがとう。限られたフランス食材を目の前に、これで何が出来るんだ?と悩むことの多い私にはとても助かります。フランス語で書かれたレシピ読んでも完成時の味のイメージわかなくて。ポワローと人参炒め、おいしかった!次は海老とアンディーブのグラタン、作ってみます。丸のままハムで巻いて、というのは時々作りますが、アンディーブが独立しすぎてて子供が食べない。子供用には丸のままでなくて、刻んだ方がいいね。
2010/01/16(土) 09:39:47 | URL | もみじ #- [編集]
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