スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

城内へ


 ようやく開城時間と相成って、お城に入れた。入場料、大人5.5ユーロ。
 barbacaneバルバカンヌという跳ね橋や城門を守る部分の上のほうにあった顔。
P1170137.jpg

P1170138.jpg

 跳ね橋
P1170139.jpg

 跳ね橋までのこの一帯が、barbacaneバルバカンヌという部分。跳ね橋や城門を敵に破られぬように、その手前で防御する部分。
 私達が入って来た門は後の時代につくられたもの。
P1170140.jpg

 バルバカンヌは三層。この階と地下とこの上。バルバカンヌを残している城はフランスでも少ないそうだ。
P1170141.jpg

 跳ね橋。左は歩道。右は馬と馬車用。
P1170143.jpg

 跳ね橋を上げる。
P1170147.jpg

P1170148.jpg

P1170149.jpg

P1170150.jpg

 跳ね橋を渡リ切っても上から石を落されたらたまらない。
P1170153.jpg

 跳ね橋が開閉する側面の壁。こすれている部分には苔が無い。
P1170154.jpg

 跳ね橋をなんとか渡り、落石を運良くかわしても正面の塔の銃眼から狙われている。
P1170155.jpg

 跳ね橋を渡るまでの城の外観は8つの塔。入って見ると、普通なら塔に取り囲まれている中心にあるはずの天守塔は無い。これは中があまり広くないので兵を入れるためのスペースを確保するため。天守は各塔の上にある。
 一つの入り口から塔に入ると廻り廊下がすべての塔につながっているのだが、塔の部屋には通じていない。迷路のようになっており敵は天守までは行き着けずに同じ階をぐるぐる回ってしまう。
 中央に見えるのは樹齢500年のヒイラギの大木。
P1170158-4.jpg


 階上には現城主が住んでいるので、一部だけ公開されている。
 城主の館の窓はルネッサンス期に空けられたもの。
P1170157.jpg


 中庭に入るまでは塔はみな円筒形に見えていたが、入ってみると二つの塔以外は建物の表面は平ら。つまり半円柱だった。これも、中庭を広く取るため。

P1170158.jpg

 壁の中の道の入り口。後の時代に作られた。
P1170162.jpg

 庭
P1170163.jpg

 上が弓、下が小砲の銃口。狙う方向をを変えて穴が作ってある。
 P1170167.jpg

 台所では、potagerポタジェという暖炉の熾きで煮炊きするコンロを見た。暖炉で肉を焼く時に回転させておく錘と時計の歯車に似た仕掛けも面白かった。
 寝室の鏡はとても高いところにあり、姿を映せない。これは燭台を鏡の前に置いて明るさを増すため。
 毒見係りに少し食べさせて残りの料理をしまって鍵をかけておくcrédanceクレダンスと呼ばれる戸棚。しばらくして毒見係りを呼んで具合が悪くなかったら、鍵を開けて料理を取り出し、安心して食べる。

 ガイドさんは、「この城は英仏100年戦争でイギリス軍の拠点とならないように壊された。そしてジャンヌダルクの頃に建て立て直された。」という具合に、年号だけでなく具体的にわかりやすく説明してくれた。
 次郎はジャンヌダルクという言葉を聞いただけで自分の物語の中に入ってしまったようで、城主の肖像画を見てもジャンヌダルクだと言って疑わない。次郎はオルレアンで生まれたのでジャンヌダルクに思い入れがあるのだ。
 このガイドさんはこの城で生まれ、14歳の時から60年間この城のガイドを続けているそうだ。常に子供達に直接語りかけるように面白おかしく説明してくれて、子供達が私語をする隙も与えなかった。次郎が最年少の4歳半で他にも7歳くらいの女の子が二人いた。子供達もみんな非常に興味を持って聞いて、うなずいたり感嘆の声をあげたりしていた。あっという間の興味深い1時間だった。今までお城は随分見てきたが、子供が足手まといにならなかったのはこれが初めて。大きくなってくれたものだと感動した。
 とても良いガイドさんだったので太郎と次郎からガイドさんに2ユーロずつチップを渡した。
 後からくりぬいた大きな門を説明するのに、「お姫様の広がったドレスではさっき通った暗くて狭い道は通れないからこの門を作ったのよ」と次郎に言ったら「お姫様はどこなの?」と聞くので「それはガイドさんに聞いてみないとわからないわね」と私が答えた。
 だから次郎はチップを渡しながらガイドさんに「お姫様はどこ?」
 ガイドさんは「ああ、お姫様はいまバカンスで出かけてるから、夏休みに又お城に着てくれたらいると思うよ」
 次郎は納得。
 太郎がすごく楽しかったと言うので、「ガイドさんの言ったことが全部わかった?」と聞くと「うーん、わからない言葉のほうが多かった」
 すると次郎「次郎はわかることのほうが多かったよ」なんというポジティヴ思考。その調子でイイゾ!次郎!実際には太郎の10分の1くらいしか理解していないはず。
 途中でデジカメのバッテリーがなくなり残念。
 フランス生まれのフランス育ちの夫も、お城の跳ね橋を自分が上げるなんてもちろん、未だに機能している跳ね橋を見たのは初めてだと感動していた。






関連記事
スポンサーサイト

コメント

投稿欄
  • URL
  • コメント
  • パスワード
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する
        
トラックバック
URL:http://garapynv.blog41.fc2.com/tb.php/189-3527fc6a
プロフィール

garapy

Author:garapy
日仏ダブルの男の子を育てています。
5歳と6歳半からの記録です。それ以前の記録は、リンクの♪フランスで日本語教育ママ日記を見てくださいね。

ゆっくり大きくなあれ
*script by KT*
検索フォーム
最近の記事+コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
未分類 (2)
お知らせ (8)
漢字 (2)
食 (27)
読書 (21)
街 (1)
カルタ (9)
フランス (40)
日本語学習 (18)
親子でお手紙 (1)
衣 (2)
日記 (425)
子供の友達 (3)
見つけた物 (0)
動画 (11)
写真日記 (71)
住 (1)
教育方針 (6)
バイリンガルの日本語学習 (43)
Х??? (0)
バイリンガルの日本語会話 (3)
書く (3)
辞書 (1)
誕生会 (2)
アイデンティティー (3)
子供の日記 (90)
本 (2)
自作教材 (3)
登山 (13)
剣道 (12)
体力! (6)
ピアノ (0)
おうちでピアノ (1)
歌 (4)
語彙を増やす (4)
季節の行事 (58)
日本語教室 (6)
庭 (1)
カルタ遊び (1)
日本文化 (9)
国語教室教材 (3)
日本体験 (12)
国語教室 (7)
フランスの小学校 (4)
日本語教育 (1)
中学生日記 (1)
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
FC2カウンター
リンク
このブログをリンクに追加する
RSSリンクの表示
メールフォーム
こちらに送って下さったメールはコメントとして表示されません。個人的なことなど、お気軽にお便りください。

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。