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幼稚園に行きたくない


2009年3月2日 月曜日
 朝の体操はピラティス。ニューヨーカーが教える 簡単ピラティス 入門編 [DVD]
 朝のお仕事
 太郎は論語。今までに振り仮名を振った章を音読。
 
シートンどうぶつ記〈7〉少年とオオヤマネコシートンどうぶつ記〈7〉少年とオオヤマネコ
(1996/11)
こばやし せいのすけたかはし きよし


 3ページ音読のあと、何が書いてありましたか?と質問。またもう一度、私の目をちらちら見ながら読んでいた。


 昨日の夜次郎が言った言葉どおり、今朝次郎は幼稚園に行きたがらない。「だってマキシムのお誕生日昨日だったんだもん。」
 行かせるべきだと主張する夫と言い争い。
 次郎は休む。


 せっかく次郎が家にいるのだが、買い物をして昼食を作って11時半に太郎を学校へ迎えに行かなくてはならないので、頼まれても本を読んで上げられない。


 次郎は一人でピアノを弾く。「おちたおちた」を弾いて、「何が落ちたの?」と私に聞く。


 買い物
 次郎は私に「今日は良い子?」と何度も聞く。良い子だった。



 麗らかな良いお天気。
 次郎「本当に良いお天気で良い気持ちだね」
 と言うので、「午後は幼稚園に行く?」と聞くと、
 次郎「うん、午後は幼稚園に行く。」


 朝は時間が無かったので、昼休み戻ってきた夫に説明する。
 年中の新年度が始まってから毎日次郎を幼稚園へ行かせ、給食も幼稚園で食べさせたのは二つの理由から。
 一つ目は、大きな声で幼稚園には言えないが、引っ越してすぐは子供がいないほうが片づけがはかどるから。
 二つ目は、幼稚園を変わってすぐに、毎日行った方が早く新しい環境に慣れるから。
 しかし、家の中も次郎も落ち着いたら、太郎の時と同様、日数を減らしたいと思っていたこと。
 次郎がどのような気持ちで幼稚園へ通っているか。
 太郎が小学校に上がる時太郎に、「小学校は幼稚園と違って、絶対に休んじゃいけない」と繰り返し言い聞かせた。そのため次郎も同じような気持ちになっていた。フランス語で言うとどちらもエコール=学校なので、次郎にプレッシャーになっていたのだろう。
 太郎とは違い、次郎は何でも上手にやらないと気に入らない性格。休むということもだめなことだから、休みたくないと思っていた。今までは私が「休めば?」とか「お休みする?」と聞いても次郎は行くと言って聞かなかった。本当に病気で吐いた時でさえ「幼稚園を休まなくちゃいけないの?」と泣いた。
 次郎がいつも繰り返し言っていたこと、「次郎とマキシムだけが良い子で他の子はみんな悪い子。」というのを笑って聞いていたが、それが次郎の中での真実、つまり次郎にはクラスはそう思えるということ。
 他の人と折り合っていくこと、社会性は必要だが、4歳から毎日一日中それに耐えると言うのは酷。もっと徐々に慣れればよい。
 休んではいけないものという義務感で登園し続けて、だんだんと、しわ寄せが来た。
 先生が「最近の次郎はクラスで怒ってばかりいる。」とおっしゃるのはまさにその徴。
 マキシムがいなくなったことで、状況は一転する。
 私も「幼稚園は小学校みたいに絶対に休んじゃいけない訳ではない」と次郎に話す。
 マルチーヌ先生が面談で、「次郎が真面目すぎて遊ばない」と心配していたので、次郎に「幼稚園はたくさん遊んでお勉強するところ、小学校はたくさんお勉強して少し遊ぶところで違うのよ」と繰り返し説明した。

 次郎に休んでも良いと説明すると、太郎が
 「次郎は良いよ幼稚園だから休んでも」と言う。
 そこで「そんなこと、家の外で言っちゃ駄目よ」と太郎に釘を刺しておく。
 「フランスはお父さんもお母さんも働いている人が多いから、子供が行きたくなくても、病気でも、幼稚園に行ってもらわないと困るのよ。次郎や太郎みたいに、お母さんが家にいるから休んでも良い子は殆どいないんだから、そんなことを言ったら可愛そうでしょ。」
 太郎が「休んでもいい」などと外で吹聴したら、幼稚園としては厳しい態度を取らざるを得ないだろうし。


 フランスでも、一年に一度の教育委員の監視のもと、義務教育を家庭で行っている家庭もわずかだがある。とは言え、これはうちの教育方針とは全く違う。
 世界を見れば、色々な教育システムがある。
 フランスのシステムは働く両親にとってはこれ以上ないほど良くできたシステム。
 私があえて働かないのは、子供と一緒に日本語で過ごす時間を持ちたいから。その私には向かないシステム。
 私が先生の立場だとしたら、カリキュラムをしっかり組んで授業をしているのに、半分しか来ない生徒に困ってしまうのは同感だ。

 4歳で集団生活の経験が全く無いのも良くないと思う。
 だからこそ、幼稚園へ半分入れたいのだが、既成のシステムがそれを許容しないなら仕方が無い。
 他に自由が利く活動を探せばよい。
 水曜の柔道は続け、他に体を使い、他の子供と一緒になる習い事をしても良い。


 昼食を食べた後、パパが車で送って行ってくれると言うと、次郎も行くと言う。
 次郎「少しの間お母さんとお別れだね」そうは言いながら、比較的元気良く出かけていった。やっぱり行かないと言い出すかもと、多少はらはらしていたが、これで一安心。



 夕方迎えに行く時に、トムのお母さんと一緒になる。赤ちゃんを抱っこ紐で、手にはヘルメットを二つ。「お子さんたち、自転車で登校したんですか。」と話が始まる。「こんな良いお天気の日は少しでも外の空気を吸ってお日様を浴びなくちゃね。」
 ブルターニュのレンヌ出身らしい。この町は、雨は良くふるが、ブルターニュほどではないし、暑過ぎず寒過ぎず、自然に恵まれている。小さい子供にはレンヌよりここの方が田舎で自然に囲まれていて良い環境ということで意見が一致。
 二ヶ国語を話すのは素晴らしいし、是非続けなくてはと励ましてくれる。幼い時は日本語優勢でも、幼稚園に入ったとたん逆転して、先細り、消滅するケースが多いと言うと納得してくれた。



 こういう日は同じようなことが重なるもので、学校の帰り道も、マチューの名付け親のおばあさんが、
 「二人とも二ヶ国語ぺらぺらですね。バイリンガルは素晴らしい。脳が活性化されていて、語学を含めてあらゆる新しいことを吸収しやすくなっている。親戚の子も四カ国語、イタリア語、イラン語、フランス語、英語を話す子がいる。その4カ国に住んだことがあるので。ところで日本語というのは中国語とも凄く違うらしいですね。」
 「中国語をご存知なのですか?」
 「姪っ子がフランスで中国語を勉強して、中国でもう7年働いています。」
 「そうなんです。中国語と日本語は全く違う言語族なんです。日本語を書くための文字は中国の字(漢字)も使うのですが、日本式ではひとつの文字に対して読み方が幾通りもあるんです。言語自体は全く構造が違うのに、書き表すために漢字を使っているので。」
 「それはまったく、難しそうですね。」


 バイリンガルに直接関わっていない人から、褒めてもらい、励ましてもらうのもいいものだ。
 それを機に、維持が傍目より大変だということをより多くの人に知ってもらうチャンスもある。


 
 子供たちと一緒に鯖をさばく。
 頭を切り落として、お腹に切り込みを入れ、内臓を出して水で洗ってもらう。
 太郎「ひえ~頭を切っちゃうのか。般若心経しなくちゃね。」
 4匹のうち、一尾に白子が、もう一尾に卵が入っていた。
 太郎「卵が入ってるからこれはお母さんだね」
 頭の口を開いたり、えらや舌を観察。
 終わってから次郎「魚屋さんごっこしたい」

 次郎「ねえ、太郎、テレビ見ないで魚屋さんごっこしよう!」
 太郎「うん、そうしよう!」
 普段は、学校から帰宅した後は、かるた、読書、ビデオ、夕食、読み聞かせ、就寝という流れだから。
 4時半に学校が終わり、ぶらぶら家に戻り5時。着替えたり、手を洗ったり、うがいをしたりだらだらと30分近くかかることもある。そうするとあっという間に5時半。6時半の夕食まで1時間。それをどう過ごすか。
 

 太郎は宿題1分。教科書の音読。
 今日のテストも、10点満点の10点でブラボー!「簡単すぎるよ」と太郎。
 上の文を読んで下の問いに答える。「だって上に答えが書いてあるんだもん」
P1150925-1.jpg

 「簡単だからみんな満点だったんじゃない?」と言うとそうでもないらしい。満点は4人くらいいて、マチューは6点、そんなに間違えたの?生活態度を見てると、太郎よりよっぽど気が利くしはしっこいので、意外。
 いずれにしても、宿題の少ない小学校で良かった。今のところ、日本語を勉強する余裕がある。


 お買い物ごっこ
 次郎が魚屋さん。ねじり鉢巻を締めて、まさに可愛い魚屋さん♪
 太郎は八百屋さん。
 太郎は50円が3つで合計いくらなどの計算もできるようになっていた。


 夕食の時私が次郎に
 「次郎、いちご組に初めて行く時泣いてたの覚えてる?」日本の幼稚園体験。3歳前のクラス。次郎は母親と別れて幼稚園へ行った経験はこの時初めてした。始めの二日、朝のお別れの時だけ泣いた。
 次郎「それでどうしたの?」
 「その後は楽しく遊んで、いっぱい上手にお話をしてくれましたって先生が言ってた。」
 次郎「次郎ね、幼稚園に行きたくないの」
 「どうして?」
 次郎「だってマキシムと遊びたいのに、もうマキシムはいないんだもん。誰も次郎と遊んでくれないんだもん。」
 「エンゾは?」
 次郎「遊んでくれない。」
 「マテオ・ベラスケスは?」
 次郎「遊んでくれない。」


 太郎「寝る前に読みたい本、頭の中で決めた。」
まるごと牛乳パック リサイクル工作ランド (遊YOUランド)まるごと牛乳パック リサイクル工作ランド (遊YOUランド)
(2000/06)
木村 研


 振り仮名がないので、自分で読むのは諦めて、作りたいものを探していた。


 寝る前の読み聞かせ
 パパがフランス語の本二冊読んでくれた。その後、時間があるので日本語の本を私が読む。
 ちょうになったぞう (1981年) (キンダーメルヘン傑作選)
 
読みきかせ世界昔ばなし (一日一話シリーズ)読みきかせ世界昔ばなし (一日一話シリーズ)
(1991/04)
西本 鶏介


 より二話。

 

 次郎は「お母さんと一緒に寝たいな。50数えるまで」
 私が数え終わると、「もう終わり?つまんない。」
 それからしばらく黙って添い寝。
 もうすぐおにいちゃん (えほん・ぼくらはきょうだい 2)の台詞そのままの受け答え。 今日の次郎の気持ちにぴったりなのだろう。

 隣の部屋の太郎もこの様子をかぎつけて、
 「太郎もお母さんと一緒に寝たい。60まで」

 次郎はしばらくたって物も言わずに起きてくる。寝ぼけている感じ。オメオパシーのプルサチラを飲ませて少し添い寝。すぐに眠った。


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5歳と6歳半からの記録です。それ以前の記録は、リンクの♪フランスで日本語教育ママ日記を見てくださいね。

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